08/8/12
まず戦車兵をコピーして馬に乗せてみることから始めました。ただ戦車の砲塔ハッチに腰掛けたポーズのままでは馬に跨らせることが できないので、下半身は騎兵のスタイルで新造しました。そのため上半身は1940年頃の戦車兵、下半身はナポレオン時代の騎兵という おかしな格好になっています。これから上半身を少しずつ胸甲騎兵の軍装に置き換えていけばいつかナポレオンの胸甲騎兵が出来上がるというわけです。 ブーツが異様に長く見えるのは膝頭まで覆うデザインのためで、当時の騎兵用のブーツとしては一般的な形です。 100年ほど後の時代の乃木将軍も同じタイプのブーツを履いています。
戦車に乗っているヒトをコピーして持ってきただけなので、今のところ同一人物というか、クローンというか、そういう状態です。
この戦車兵用の革ジャケットなら現代の街中を着て歩けないことはありませんが、胸甲騎兵の軍服は下の絵のような恐ろしく派手なデザインで、とてもそうはいきません。 もっとも装甲だけで25kgもあるそうで、これを着けたら街中を歩くどころではありませんが。
ところでこれはエアフィックスのボックスアートです。このキットは、今でも入手可能だと思いますが、初版は非常に古くエアフィックス黄金時代の名作で、多くのミリタリー・モデラーにとって 思い出深いキットであるはずです。
internetmodeler.com: Airfix 54mm French Cuirassier & Polish Lancer
こちらはエアフィックスの旧版パッケージです。
最近ウクライナの MiniArt から 1/16という大スケールのフィギュアが出ましたが、これも 出来がよさそうです。