海上自衛隊練習艦隊 - 天保山08年3月 その1

その2

08/3/29

2008年3月22〜24日、大阪・天保山で海上自衛隊練習艦「かしま」「あさぎり」、護衛艦「うみぎり」の一般公開が行われました。ここに載せる写真は、 そのときに撮影したものです。

阪神高速道路5号湾岸線の天保山大橋を背景に、 左はTV-3516 練習艦「あさぎり」(あさぎり型) 、右はTV-3508 練習艦「かしま」。(「うみぎり」艦上より望む) 1988年就役の「あさぎり」は2004年に練習艦となっています。 「かしま」は07年3月の神戸港での一般公開でも見ました。

「かしま」の煙突の排気で天保山大観覧車の姿が揺らぐ。

DD-158 護衛艦「うみぎり」(あさぎり型)。 後方に「かしま」と「あさぎり」が見えています。「うみぎり」は07年5月の摩耶埠頭での一般公開同年7月の阪神基地隊でのイベントでも姿を見せていました。

ウィキペディア によると天保山大橋は橋長640m、中央径間長350m、主塔高152m、桁下高45m。上を走っていても橋が見えてくるところから感動しますが、下から見てもやはり美しいですね。 桁下45mは十分高いように思いますが、52mのレインボーブリッジでさえ最近の大型客船は下をくぐれないそうです。もっともここでは豪華客船は橋のこちら、外側にあるこの天保山岸壁に接岸するのでこの橋をくぐる必要はありません。

ではこの橋をくぐった先には何があるのだろうと グーグルマップを見る と、貨物船用の岸壁が続き、奥に控えるのは「弁天埠頭」です。弁天埠頭は、ある時代大阪の海の玄関口だったけれど今は客船が発着することもなくなり、それどころか ある部分は廃墟の人気スポットになっているようです。 しかし今でも貨物船は通す必要があるわけで、考えてみるとこの橋に限らず、人工的な海岸線の上を通る阪神高速湾岸線全体が通常の高架よりずっと高い位置に持ち上げられ、空中道路の観を呈しているのは この「貨物船を通す必要」のためなのでしょう。

大阪港周遊の遊覧船サンタ・マリアがやって来てあっというまに通り過ぎていく。 コロンブスのサンタ・マリアを「2倍の大きさで復元」したのだそうです。 日本各地の湖でいまだに見られる白鳥の遊覧船の大胆なデザインと比べると落ち着いたものかもしれませんが・・・

私が素晴らしいと思う遊覧船のデザインは これです。

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