Somua S-35 戦車 CG 制作日記

06/12/23

B1 bis 戦車用デカールです。

TRACKSTORY というシリーズの一環として B1 bis の本を出しているフランスの Editions du Barbotin が制作したもののようで、印刷はイタリアの カルトグラフ、輸入元はモデルアートとあり、 同社の B1 bis の本から抜粋されたカラー塗装図4台分も入っています。

ただこれさえあれば簡単にキット指定以外の塗装で完成させられる、とは言い切れないように思います。オリジナルのフランス語の塗装図は用意されたデカールと同じ8台分載ってますが、 白黒なのでなお若干のリサーチを要するでしょう。

シャール祭り

06/12/21

YouTube で見た 英戦艦バーラム沈没の瞬間。1941年11月25日、地中海東部でドイツ潜水艦U-331の魚雷3本を受け数分で爆沈、乗員の約3分の2にあたる 861人の人々が死亡したそうです。「恐ろしい。軍艦が沈むときというのはこういうものか。」と思いました。

ところで戦艦バーラムの沈没について調べようとするとヘレン・ダンカンという霊能者(?)について書かれたものが多く見つかります。 戦力の低下を敵国に知られるとまずいというのでバーラムが沈没したことを当局が隠蔽していた時期に、「戦死した水兵の霊を呼び出して」船が沈んだと言ったので当局に睨まれ、 のちに逮捕され古い魔女裁判の時代の法律で裁かれたそうです。英国では有名な話なのでしょうか。

06/12/20

戦艦ビスマルクの模型、CG制作に役立つ模型誌記事というとまず浮かぶのはやや古いですがモデルグラフィックス誌05年4月号(通巻245号)です。

ほぼ同時に3種の異なるキットが出現するという祝祭的状況(?)を受けた記事で、ビスマルクが3隻並んでいるのを見るだけでもうれしいものです。

この記事中にビスマルクはピットロードのキット化希望アンケートで外国艦部門1位だったという話が出てきますが、私は数年前の静岡ホビーショーでピットロードではなくアオシマのアンケートに 迷わず「ビスマルク」と書いたことを思い出しました。

06/12/9

最近出たグランドパワー誌別冊の「ドイツ海軍艦艇図面集(1) ビスマルク級戦艦 ビスマルク」。日本の出版物で外国艦をここまで詳しく取り上げたものは珍しいのではないでしょうか。大判の図面や艦上で撮られた細部がわかる写真が多数収録されていて この伝説的な大戦艦にかなり間近まで迫ることができます。解説も見事で、読みごたえがあります。私はこの解説を書かれた方の名前を見ずにこの本を買ったのですが、あとで気付いて納得しました。 というのは私はこの方のドイツ艦の研究については前から多少存じ上げていましたから。 それはさておき、私はこれを読んでビスマルクの模型を作るか、絵を描くかせずにはいられない気分になりました。